あらすじ集
怒凄威闘技倶楽部(どすこいファイトクラブ)
〈あらすじ〉
西暦21XX年、日本では、その暴力性や度重なる不祥事を理由に、相撲が禁止となっていた。行き場を失くした力士達は、やがてある地下闘技場に集う。その名は『怒凄威闘技倶楽部(どすこいファイトクラブ)』、闘争を求める男達の、最後の楽園である。
DOSUKOI事変
〈あらすじ〉
キリスト教を日本に広めるべく、江戸を訪れた宣教師・ポルタ。彼はそこでSUMOを知る。SUMOの魅力に取り憑かれたポルタは、やがてRIKISHIを志すように。しかし外国人である彼がRIKISHIになるには、様々な問題があり…。異文化交流が巻き起こす、笑いあり、涙ありのドタバタSUMOコメディ、ここに開幕!
横綱《密室》殺人事件
〈あらすじ〉
横綱・天の富士が殺された。現場は何百人もの観客が見守る土俵の上。そして事件発生時、土俵上に居たのは、行司である木村銀十郎(きむらぎんじゅうろう)ただ一人。自らにかけられた容疑を晴らすため、銀十郎はこの《密室》殺人事件について、独自に調査を始める。新感覚ミステリー、ここに誕生。
BARちゃんこの人々
〈あらすじ〉
初めて見る顔ね。ここはBARちゃんこ。取り組みに疲れた力士たちの憩いの場。あら?何だか浮かない顔ね。もし悩みがあるのなら、マスターに相談してみなさい。きっと、力になってくれるわ───。
どすこいカバディ
〈あらすじ〉
身長181cm体重101kgの高校1年生、橘満(たちばなみつる)は、相撲部と間違えてカバディ部に入部してしまう。廃部寸前のカバディ部の現状を目の当たりにして、退部することも出来ず、満はしぶしぶカバディを始めることに。新進気鋭の作家・羽村修二が送る青春ストーリー。
土俵を蹴って跳べ
〈あらすじ〉
事故による脊髄損傷で下半身不随となった元横綱・柳錦(やなにしき)。彼が相撲に一切関わらない「第二の人生」を始めようとした矢先、謎の青年・笹嶋(ささじま)に弟子入りを志願される。この二人の出会いは、やがて相撲界を大きく動かすことになる───。