自分の花言葉を考える
花言葉ってあるじゃないですか。
例えばバラだったら「情熱、愛」、キンモクセイだったら「謙虚、気高い人」みたいな。
そういうのが僕も欲しくなったので、考えていきたいと思います。
まずは、どうやって花に花言葉が付けられていくのか、そのプロセスを調べたいと思います。正式な手順を踏まなければ、花言葉とは言えないですからね。
「花に言葉を付ける」という文化の起源については諸説ありますが、フランスの貴族社会で流行した、草花をテーマに据えた詩を詠む文化が元になっているというのが有力説のようです。そのような文化の下で、シャルロット・ド・ラトゥールという人物が、世界初(かもしれない)の花言葉辞典を出版しました。
ラトゥールは、花言葉を付けるにあたって、以下の2点を重視しました。
「その植物の性質や特徴を言葉で表現すること」
「西欧社会におけるその植物の文化史的伝統を言葉で表現すること」
これらを踏まえて、僕の花言葉を考えたいと思います。
まずは僕の性質・特徴について考えてみましょう。以下に僕のプロフィールを簡単にまとめてみました。
- 名前:鈴木福の姉
- 性別:男
- 経歴:地元の中学校を卒業後、ふと思い立ちアメリカへ単身向かう。そこで強盗殺人の容疑で逮捕され、懲役80年の実刑判決を受ける。現在も収監されている。
- 性格:人当たりが良く、野菜を食べるときは育ててくれた農家の人に感謝してから食べる。
だいたいこんな感じでしょうか。
次は、西欧社会における僕の立ち位置について考えてみましょう。参考となりそうな文献は2つありました。
1つは、『旧約聖書』の創世記です。そこで僕は、イヴが禁断の果実を食べてしまうシーンの背景に写りこんでいました。
もう1つは、シェイクスピアの四大悲劇の1つ、『リア王』です。劇中では、僕は「挨拶するかしないか微妙な間柄の人」として描かれていました。
以上を踏まえて、僕の花言葉を考えてみましょう。
僕の経歴や性格を見ると、自然と「心安らぐ」といった感想が出てくると思います。あるいは「尊敬」の念に堪えないという人もいるかもしれません。
また、先ほど挙げた文献を考えてみると、「目を離せない」人、という評価も出てくるでしょう。
これらの評価を一言でまとめると、こんな感じでしょうか。
「神聖」
とてもいい響きですね。自分で言うのもなんですが、これ以上に僕に合う言葉は無いと思います。
ということで、今日から僕の花言葉は「神聖」です。お布施は僕の家のポストに入れといてください。Amazonのほしい物リストも毎日欠かさずチェックしてくださいね。
それではさようなら。